学歴は、確かにないよりあったほうがいい。あるレベルまで登らないと手にできない
職業もあるから。すべてのチャンスを手中に収めるため。
でも肝心なのは、おんぶに抱っこで登らせることではない。
たとえ良い肩書きがあったところで、社会に出ていつまでも親がおんぶに抱っこして
やれるわけではなし、肩書きという武装だけで、世の中渡っていけるものでもない。
私の友達の中で、尊敬する人たちは、中卒、高卒、大学院卒、様々である。
共通していえることは、自分で考え常に自分の人生に信念を持ち、アクティブに
生きていることだ。問題を見つけるアンテナ、それを解決する能力、そういうのを
“生きる力”と呼ぶのかな。
 学研教室の“自学自習”のスタイルは、まさに“生きる力”を培う良い訓練の場だと
思う。学年にこだわらず、わからないところまで戻り、教材の囲みの部分に、丁寧な
概念、解説、解き方が書かれているので、それを読めば自分で理解できるように
作られている。やり方を教えられれば誰でもできるようにはなる。“できる”という事を
“わかる”と勘違いしないでほしい。わからない限り、自ら次を生むことはできない。
3×5=15はわかっていても、3×4+□=15の理屈がわかっていない子が多い。
掛け算の意味を理解していないからだ。そんなところを大切に育てたいと思う。
 音楽を教えていても思うのは、音楽は鍵盤をワープロのように、正確に叩けば良い
というものではないということだ。テクニックは表現力を助けるためのツールに過ぎない。
基礎力は何事にも必要だが、どう表現したいのか、その人の個性によって
一つの曲が、無数の星のようにきらめく。
 考える力、感じる心それを大事に育てたいと思う。えらそうなことを言ったが、
我が家の愚息たちは、過保護に育てたので、いまだに何かにつけ、おんぶに
抱っこで、それを鼻の下を伸ばして、いそいそとしてやっている私は、まさに親ばかの
典型なのだが・・・(笑) 

 PS:こんな風に思えるようになったのは、長男の学校の学年主任の先生の
   おかげ。何年か前に先生にいただいた言葉が今実感となり、宝となっている。
   “人”という字は、もたれあい、支えあい成り立っている。アンテナをしっかり
   たてていろいろなところから、自らも学んでいきたい。
   
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つ れ づ れ な る ま ま に